*06:28JST NY為替:日銀大規模緩和継続との思惑で円売り再開 19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円30銭まで下落後、134円86銭まで上昇し、134円72銭で引けた。欧州通貨高でドル売りが優勢となった。その後、日銀の早期政策修正観測後退で円の売り戻しが優勢となったほか、英国のインフレ高止まりを受けて米国インフレ懸念も再燃し、金利上昇に伴うドル買いが再開。米地区連銀経済報告(ベージュブック)では全米の経済活動横ばいが明らかになったが想定内でドルは高止まりとなった。

ユーロ・ドルは、1.0926ドルから1.0980ドルまで上昇し、1.0956ドルで引けた。ユーロ・円は147円07銭へ下落後、147円74銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2400ドルから1.2474ドルまで上昇した。英国の3月消費者物価指数の予想上振れで英中銀の追加利上げ観測を受けたポンド買いが加速。ドル・スイスは、0.8997フランから0.8958フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:日銀大規模緩和継続との思惑で円売り再開