*05:49JST NY債券:米長期債相場は弱含み、3月米失業率低下で5月利上げの可能性高まる 7日の米国長期債相場は弱含み。米労働省がこの日発表した3月雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比+23.6万人にとどまったが、失業率は2月の3.6%から3.5%に低下したことが要因。雇用市場の緩やかな拡大が続いており、5月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で追加利上げが行われる可能性が高まった。

CMEのFedWatchツールによると、7日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は67%程度。10年債利回りは3.292%近辺から3.409%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて3.391%近辺で推移した。

イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は-58.10bp近辺、2-30年は-36.20bp近辺で引けた。2年債利回りは3.98%(前日比:+15bp)、10年債利回りは3.39%(前日比+8bp)、30年債利回りは、3.61%(前日比:+6bp)で取引を終えた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY債券:米長期債相場は弱含み、3月米失業率低下で5月利上げの可能性高まる