29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円68銭から132円91銭まで下落し引けた。米週次新規失業保険申請件数が前回から増加したため、労働市場ひっ迫により連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方が後退し、金利低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0636ドルへ弱含んだのち、1.0690ドルまで上昇し引けた。

ユーロ・円は142円40銭から141円58銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2023ドルから1.2079ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9211フランへ下落後、0.9255フランまで反発した。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:22.5万件(予想:22.5万件、前回:21.6万件)・米・失業保険継続受給者数:171万人(予想:169万人、前回:166.9万人←167.2万人)

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 12月29日のNY為替概況