大阪取引所金標準先物 23年12月限・日中取引終値:7708円(前日日中取引終値↑33円)

・推移レンジ:高値7719円-安値7685円

27日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は上昇した。世界の主要な中央銀行による金融引き締めが深刻な景気後退を招くとの懸念が根強く、引き続き安全資産としての金に資金が向かいやすくなっており、金先物は買いが先行した。また、中国の入国制限緩和によるインバウンド(訪日外国人)の回復期待がある一方、感染拡大が一段と進むことが経済の下押し要因になるとの懸念も、安全資産への資金流入要因となり、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢の展開となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:上昇、安全資産へ資金向かいやすい状況を反映