米商務省が発表した9月住宅着工件数は前月比‐8.1%の143.9万戸と、予想:146.1万戸を下回った。住宅建設許可件数は前月比+1.4%の156.4万戸と、8月から予想以上に増加。今後の着工件数が回復する可能性も示唆された。

予想程悪化しなかった住宅関連指標を受け米国債相場は続落。10年債利回りは4.12%まで上昇。2007年来で最高となった。ドル買いも強まり、ドル・円は149円78銭まで上昇し1990年以降32年ぶり円安・ドル高を連日更新。ユーロ・ドルは0.978ドルから0.9765ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.1222ドルまで下落し17日来の安値を更新した。

【経済指標】
・米・9月住宅着工件数:143.9万戸(予想:146.1万戸、8月:156.6万戸←157.5万戸)
・米・9月住宅建設許可件数:156.4万戸(予想:153.0万戸、8月:154.2万戸)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米9月住宅着工件数は減少も許可件数は予想上回る、ドル続伸