16日の日経平均は小幅ながら3営業日ぶりに反落した。ローソク足は小陽線で終了。上下のヒゲも短い「コマ」を描いた。高値圏でのコマ出現となり、上ヒゲが節目の29000円に届かなかったことと併せて、上げ一服からの短期的なスピード調整開始の可能性が意識される。ただ、5日や25日、13週といった主要な移動平均線に加え、一目均衡表の基準線と転換線がそろって上昇を続けており、大勢では買い手主導の地合いが続いているとみられる。このため、スピード調整局面入りとなっても値幅調整には至らず、日柄で消化する展開が予想される。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅に3日ぶり反落、コマ出現でスピード調整を意識