NY外為市場では地政学的リスクを警戒し、リスク回避の動きが優勢となった。
ペロシ米下院議長が中国の警告にもかかわらず、2日夜に台湾到着、3日に議員と会合する計画が報じられた。
中国は、もし、ペロシ下院議長が台湾を訪問したら、同議長の飛行機を打ち落とすと警告している。

米株先物は下げ幅を拡大。ダウ先物は165ドル安で推移した。米国債相場は再び上昇。10年債利回りは2.69%から2.64%まで低下した。
ドル・円は132円50銭から131円92銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0230ドルから1.0250ドルまで上昇した。ユーロ・円は135円40銭から135円01銭まで下落し、5月25日来の安値を更新。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、地政学的リスク警戒、ペロシ米下院議長が台湾訪問計画報道で