NY外為市場ではドル買いが強まった。ドル・円は136円80銭から137円31銭まで上昇し、22日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.0156ドルから1.0109ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2068ドルから1.2022ドルまで下落。ドル・スイスは0.9604フランから0.9650フランまで上昇した。

一部エコノミストは、予想を上回った米国経済指標を受けて、第2四半期国内総生産(GDP)成長率予想を引き上げ、1−3月期のマイナス成長からプラス成長に回復を予想している。住宅市場や消費の鈍化で、4−6月期も1−3月期に続き2四半期連続のマイナス成長でテクニカルリセッション懸念も強まり、一時ドル売りが優勢となっていた。

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い強まる、米2QGDPの見通しプラス成長改善予想も