NY外為市場でドル・円は欧州市場で一時122円83銭まで強含んだのち、122円63銭まで弱含んだ。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速の思惑を受けた金利先高感に伴うドル買いと、景気後退入りへの警戒感に伴うドル売りが交錯。4/3日付けのFT紙のインタビューで、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、5月FOMCでの50BP利上げの確率高まったと見られるとの考えを示した。一方で、2年債と10年債の利回りは逆転したまま。長短金利の逆転は将来、経済が景気後退入りを示すとして注目されている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円122円半ば、米2年債と10年債利回りは依然逆転