28日のニューヨーク外為市場でドル・円は124円10銭から123円13銭まで下落して引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速により景気後退に陥るとの懸念も浮上したほか、米3月ダラス連銀製造業活動指数が予想以上に悪化し、米国金利の低下に伴い日米金利差拡大観測を受けたドル買い・円売りが後退した。

  


  
ユーロ・ドルは1.0947ドルまで下落後、1.0999ドルまで反発し、引けた。ロシアとウクライナの代表団が対面協議を2週間ぶりに再開するとの報道で、戦争による域内経済悪化懸念を受けたユーロ売りが後退。
ユーロ・円は136円09銭から135円19銭までじり安推移。

 
ポンド・ドルは1.3120ドルから1.3068ドルまで下落した。

  
ドル・スイスは0.9367フランから0.9322フランへ弱含んだ。
[経済指標]・米・2月卸売在庫速報値:前月比+2.1%(予想:+1.0%、1月:+1.1%←+0.8%)・米・2月前渡商品貿易収支:‐1066億ドル(予想‐1065億ドル、1月—1076億ドル)・米・3月ダラス連銀製造業活動指数:8.7(予想:10.0、2月:14.0)

  
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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月28日のNY為替概況