(14時00分現在)

S&P500先物      4,544.80(-44.5)
ナスダック100先物  14,803.20(-336.5)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は20ドル安。NY原油先物(WTI)は失速し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


2日の主要3指数は続伸。ダウは前日終値付近でもみ合う場面もあったが、終盤は買い優勢となり224ドル高の35629ドルで取引を終えた。この日発表されたADP雇用統計は民間部門雇用者数がマイナスとなったことから、景気敏感株などへの売りが先行。ただ、年金基金によるリバランスで買いが入りやすい。一方、長期金利の上昇が抑えられ、好決算のアルファベットを中心にハイテク関連への買いが強まった。


本日は下げ渋りか。旧フェイスブックの業績悪化が材料視されれば、ハイテク関連への売りが相場の下げを主導しそうだ。ただ、今晩のアマゾン・ドットコムが好業績ならハイテク株売りを弱める材料となろう。一方、経済指標はISM非製造業景況指数と製造業受注が前回よりも弱いと予想され、不透明感から売りが強まる可能性も。半面、金融正常化に進むなか、明日の雇用統計を見極めようと売りは縮小するとみる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:下げ渋りか、アマゾンの好業績に期待