本日のマザーズ先物は続伸が予想される。7日の米国株式市場は失業保険申請件数が予想以上に減少したため雇用回復期待に、寄り付き後、上昇。その後、民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにしたため、債務不履行は当面回避できるとの安心感にダウ、ナスダックは上げ幅を拡大した。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ、続伸でのスタートが予想される。国内では、時価総額上位のメルカリ<4385>
の記事が日本経済新聞で報じられており、相場をけん引することが期待される。また、昨日にグーグル向け広告出稿を手掛かりに上昇したBASE<4477>が引き続き強含みするなど、EC関連銘柄が相場に寄与することが期待されよう。日足チャートでは、終値で5日線を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1100.0pt、下値のメドは1030.0ptとする。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、EC関連銘柄に手掛かり、5日線超えの維持が争点