4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円23銭まで上昇後、110円82銭まで反落し、110円92銭で引けた。米8月製造業受注、8月耐久財受注の改善を好感し、ドル買いが一時優勢となったが、バイデン米大統領が「債務上限突破回避を保証できない」と警告すると、高インフレの長期化や米国の債務不履行を警戒したリスク回避の円買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.1640ドルまで上昇後、1.1615ドルまで反落し、1.1620ドルで引けた。ユーロ・円は129円36銭まで上昇後、128円81銭まで反落。ポンド・ドルは1.3595ドルから1.3640ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9262フランから0.9230フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル伸び悩み、米インフレ長期化や債務不履行を警戒してリスクオフ