31日の米国市場では、NYダウが39.11ドル安の35360.73、ナスダック総合指数が6.66pt安の15259.24といずれも小安く、シカゴ日経225先物は大阪日中比110円安の28070円。
9月1日早朝の為替は1ドル=109.90-00円(昨日午後3時は109.80円)。本日の東京市場では、米10年債利回りの上昇から三菱UFJ<8306>など大手銀行や第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株の反発が予想される。市況ひっ迫の長期化を受けて騰勢を強めている商船三井<9104>をはじめとした海運株や、鋼材単価引き上げが好感されている日本製鉄<5401>などの鉄鋼株については、短期的な過熱感から利益確定売りが先行しそうだが、旺盛な需要を背景に底堅い展開が期待できそうだ。反面、昨日午後に先物主導での買い戻しで上昇したファーストリテ<9983>はさえない動きとなりそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアサヒ<2502>、味の素<2802>、日本酸素HD<4091>、三菱ケミHD<4188>、富士フイルム <4901>、TOTO<5332>、リンナイ<5947>、三和HD<5929>、DMG森精機<6141>、ヒロセ電機<6806>、キーエンス<6861>、いすゞ<7202>、NISSHA<7915>、ヤマハ<7951>などに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:アサヒや富士フイルムなどに注目