本日のマザーズ先物は小動きが予想される。14日の米国株式市場は、6月PPIが予想を上回ったものの、パウエルFRB議長の下院金融サービス委員会での証言を控え、金融緩和策の維持が示唆されるとの憶測に寄り付き後、上昇。証言で、インフレリスクに対する時期尚早の対処を警告するなど、ハト派姿勢が確認され、ダウは終日堅調に推移、ナスダックは小幅安となった。本日のマザーズ先物は米国市場でダウが上昇し、ナイトセッションが小幅高となった流れを引き継ぎ小動きでのスタートが予想される。国内では、時価総額中位のMacbee Planet<7095>がAIマーケティングプラットフォームの企業を子会社化したことが好感され、相場の下支え要因になることが期待される。なお、時価総額中位のバリュエンスHD<9270>が下方修正を発表しており、相場の重しとなることが懸念されよう。日足チャートでは、5日線と25日線が接近しており、レンジの狭い値動きが見込まれている。本日の上値のメドは1180.0pt、下値のメドは1130.0ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:小動き、5日線と25日線が接近でレンジの狭い値動き