日経平均は155円高(9時10分現在)。米国株安を受けた今日の東京株式市場だが、寄付き段階では買いが先行した。引き続きワクチン普及による世界経済の回復期待が東京市場の株価支援要因となったほか、昨日の日経平均が900円を超す大幅安となったことで値ごろ感からの買いが入りやすく、また、昨日の米国市場で売り先行で始まったナスダックが下げ渋る展開となったことなども安心感となった。一方、昨日、国内の新型コロナの重症者が過去最多を更新したことなどを受け、新型コロナ感染拡大への懸念が株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は155円高、寄り後堅調