日経平均は56円安(9時10分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。米株式市場でダウ平均が連日の最高値更新となり、ナスダック総合指数が5営業日ぶりに反発するなど、堅調な米国株式相場が東京市場の株価支援要因となった。一方、新型コロナ対策の緊急事態宣言が31日まで延長される見通しとなり、また、従来の4都府県に愛知と福岡も加わることで、足元経済への悪影響がさらに広がるとの懸念や、本格化している決算発表を受け、企業業績に対する警戒感などが株価の重しとなったことに加え、昨日の日経平均が500円を超す上げとなった後の週末ということもあり、売りが出やすく、寄付き段階では売り買いが拮抗した。寄り後、日経平均はマイナス圏で軟調に推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は56円安、寄り後軟調