本日のマザーズ先物は続伸が予想される。26日の米国市場は強い企業決算や回復期待に寄り付き後、上昇。その後、ディーズNEC委員長が所得100万ドルを超える納税者に対するキャピタルゲイン課税を週内に提案する可能性を示唆したことが警戒され、ダウは下落に転じた。主要ハイテク決算を控え、ナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は米ナスダックやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。NTTが出社比率を2割から3割に引き下げるとの記事を日本経済新聞が報じている。中央官庁や中小企業ではテレワークを活用しきれていないとの見方も掲載されており、今後もマネーフォワード<3994>などクラウド関連銘柄の息の長い成長が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、25日線を軸に75日線を伺うかまえとなりそうだ。本日の上値のメドは1240.0pt、下値のメドは1170.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、25日線を軸に75日線を伺う