NY外為市場でドルは引き続き軟調に推移した。金利先高感を受けたドル買いが後退。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、ワシントン・エコノミック・クラブでの質疑応答で、「経済は成長への転換点」としながらも、「ほとんどのメンバーは2024年まで利上げを予想していない」「2022年の利上げの可能性は極めて低い」と、大規模緩和を当面据え置く姿勢を再確認した。

ドル・円は108円90銭から109円10銭まで上昇後、108円92銭付近まで反落。
ユーロ・ドルは1.1952ドルから1.1984ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.3790-95ドルで推移した。

米10年債利回りは1.64%で推移した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル軟調、パウエルFRB議長が金融緩和据え置く姿勢を確認