本日のマザーズ先物は続伸が予想される。31日の米国市場はバイデン大統領の発表を控え、大型インフラ計画が回復をさらに支援するとの期待に、寄り付き後、上昇。月末、四半期末で利益確定売りが目立ったほか、増税や債務拡大への懸念に上値が抑制され、引けにかけてダウは下落に転じた。ハイテクは売られ過ぎとの見方から買いが再燃。ナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は米ナスダックやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国内では5つの地銀が汎用システムを共用、30年度めどに勘定系のクラウド化を検討していると日本経済新聞社が報じている。今後、地銀の顧客層にもクラウド化が進展するとの思惑から、フリー<4478>などクラウド関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは25日線を超え75日線に迫る動きが予想されよう。本日の上値のメドは1206.0pt、下値のメドは1140.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、クラウドが下支え25日線を超えへ