16日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円50銭から105円97銭まで上昇して引けた。米2月NY連銀製造業景気指数が予想以上に上昇し昨年9月以降5カ月ぶり高水準となったほか、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁が21年下半期の景気見通しでかなり楽観的な見方を示し長期債利回りの上昇も懸念しないとの言及で債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.2150ドルから1.2095ドルまで下落して引けた。ユーロ・円は127円95銭から128円30銭まで上昇。株高に連れリスク選好の円売りが優勢となった。



  
ポンド・ドルは1.3869ドルまで下落後、1.3935ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8884フランから0.8930フランまで上昇した。

[経済指標]・米・2月NY連銀製造業景気指数:12.1(予想:6.0、1月:3.5) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 2月16日のNY為替概況