日経平均は167円安(9時15分現在)。米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。国内外で新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の制限による景気低迷長期化に対する懸念が広がっており、株価抑制要因となり、また、米国が香港問題で対中制裁を追加するなど米中対立の激化も意識され、株価の重しとなった。一方、今日の閣議で政府が事業規模73兆円の追加経済対策を決めることなどが株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は167円安、寄り後もみ合い