米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月4-5日開催分)を公表した。その中で、メンバーは経済の回復が予想より速く、速やかな国債購入の修正は必要ないと見ていることが明らかになった。同時に、「ウイルスの再燃や財政刺激策の欠如」が下方リスクと見ており、国債購入の変更を正当化するような状況変化の可能性も指摘。国債購入での追加の選択肢に関して協議したことも明らかになった。

追加緩和の可能性は引き続き不透明で、米国債相場は小動き。米10年債利回りは0.86%まで低下後、0.87%に戻した。ドル・円も104円42銭付近でのもみ合いに終始した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル小動き、FOMC議事録公表後