午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=103円80銭台で推移。国際金融協会が18日に発表した、世界全体の債務残高が277兆ドルと過去最高となった。新型コロナの感染対策で、政府や企業による支出が継続していることが要因としている。GDPに対する債務残高は432%で昨年末時点より52%増加となった。

一方、東京株式市場は日経平均が161円安で午前の取引を終了した。米国市場に比較して、下げ幅は限定的となっている。前場のTOPIXの下落率は-0.25%であるが、続落の場合は下げが0.5%以下でも日銀のETF買いが入る場合もあり、後場に対する期待感から、下げ幅が限定的となったようだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル103円80銭台、日経平均は底堅い展開、世界の債務は過去最高