28日午前の東京市場でドル・円は104円30銭台で推移。日経平均は75円安で推移しているが、中国本土株式はさえない動きとなっており、日本、中国の株安を警戒してリスク回避的な円買いが一部で観測されているようだ。欧米諸国におけるウイルス感染の増加も意識されており、リスク選好的な円売りがすみやかに拡大する可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円32銭から104円56銭、ユーロ・ドルは1.1770ドルから1.1798ドル、ユーロ・円は122円88銭から123円19銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米追加経済救済策成立は大統領選挙後となる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値39.01ドル 安値38.67ドル 直近値38.87ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は104円32銭まで下落、中国本土株式は引き続き弱含み