NY外為市場では株式相場が下落に転じたことに連れリスク選好の動きが一段落した。ドル・円は105円49銭まで上昇後、105円40銭へ弱含んだ。ユーロ・円は124円03銭から124円34銭まで上昇後、124円20−25銭で伸び悩んだ。

追加経済対策を巡りムニューシン米財務長官やペロシ下院議長は交渉を継続しているが、合意成立には懐疑的見方も少なくなく、株式相場が下落に転じたため米国債は下げ止まった。米10年債利回りは0.78%から0.76%まで低下。朝方100ドル超上昇していたダウ平均株価は下落に転じ、90ドル安で推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオン一服、米株下げに転じる、米国債下げ止まる