5日の日経平均は反発した。ローソク足は陽線を示現。終値は上向きに転じた25日線上に復帰し、短期的な調整完了を示唆した。一目均衡表では、遅行線が応当日株価を上回って強気シグナルを発生して再び3役好転を形成したが、転換線と基準線が横ばいのため目先は買い手優勢ながら明確な上昇トレンドは出にくそうだ。ボリンジャーバンドでは終値は中心線をわずかに上回り、2日の一時-2σ割れをボトムとする弱気局面を脱した格好。ただ、各バンド間の間隔は狭いため-2σ~+2σのレンジ離脱のハードルは低く、相場が短期間のうちに強気にも弱気にも傾き得る点を念頭に置いておきたい。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反発、終値25日線上に復帰