11日午前の東京市場でドル・円は106円10銭台で推移。株安を警戒したドル売り・円買いは増えていない。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。ドル・円はやや上げ渋っているものの、105円台後半には顧客筋のドル買い興味が確認されており、106円台をしばらく維持する可能性が高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円08銭から106円19銭、ユーロ・ドルは1.1813ドルから1.1834ドル、ユーロ・円は125円38銭から125円60銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は106円10銭近辺で下げ渋る状態が続く可能性