本日のマザーズ先物は、続伸が予想される。6日の米国市場は、中国当局が「健全な強い市場が重要」との見解を示し、上海総合指数が2年ぶり高値を更新するなど中国やアジアの株高を受けて買いが先行。その後に発表された6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示し、パンデミック危機前の水準を回復すると上げ幅を拡大し、終日堅調推移となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、好調な海外市場や堅調なナイトセッションの流れを引き継ぎ上昇が予想される。国内では再選した小池都知事が今週中に補正予算を編成、発表するなど迅速な経済政策を打ち出しており、このことは個人投資家のリスクセンチメントの改善に寄与するだろう。昨日の東京都の新型コロナ患者が依然として100人を超える高水準が続いていることで、時価総額上位のメルカリ<4385>など巣ごもり関連銘柄は底堅い値動きを期待したい。上値のメドは984.0pt、下値のメドは948.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、政策発表への期待感が追い風