6月30日の米国市場では、NYダウが217.08ドル高の25812.88、ナスダック総合指数が184.61pt高の10058.77、シカゴ日経225先物が大阪日中比55円高の22285。7月1日早朝の為替は1ドル=107円90-00銭(昨日大引け時は107.73円付近)。本日の東京市場では、円相場の軟化や4-6月期末通過による海外勢のリバランス売り終了観測からソニー<6758>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>など大型輸出株の買いが予想されるほか、直近急落したキヤノン<7751>も値を戻していこう。ただ、新型コロナウイルス感染者数が日米で増加傾向にあるため、JAL<9201>、ANA<9202>には引き続き売りが予想され、石油需要低迷の長期化観測からENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>など石油株の下落が警戒される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日本ゼオン<4205>、テルモ<4543>、日本マイクロニクス<6871>、日東電工<6988>、SOMPO<8630>、MS&AD<8725>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:テルモやSOMPOに注目