14日の米国市場ではNYダウが558.99ドル高の23949.76、ナスダック総合指数が323.32pt高の8515.74と急伸したが、シカゴ日経225先物は大阪日中比90円安の19520と緩んだ。15日早朝の為替は1ドル=107円10-20銭(昨日大引け時は107.71円付近)。本日の東京市場では、米SOX指数高を手掛かりに東エレク<8035>、村田製<6981>など電子部品株の続伸が予想される。ただ、円高がマイナス材料となるためファーストリテ<9983>
やトヨタ<7203>は上値を圧迫され、武田<4502>も軟調が予想される。原油先物安の再燃から国際帝石<1605>、JXTG<5020>の石油株や三井物<8031>をはじめとする総合商社株には利益確定売りが予想される。また強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコカBJH<2579>、コスモス薬品<3349>、信越化<4063>、富士フイルム<4901>、リコー<7752>、任天堂<7974>、ユニチャーム<8113>、ソフトバンクG<9984>などにも注目したい。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:任天堂やリコーに注目