米国株式相場は上昇。ダウ平均は187.05ドル高の28722.85、ナスダックは130.37ポイント高の9269.68で取引を終了した。昨日の株価下落を受けた反動から買いが先行。引き続きコロナウィルスを巡る懸念は根強いものの、引け後に予定される携帯端末のアップル(AAPL)や半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)の好決算への期待が広がり、終日堅調推移となった。セクター別では食品・飲料・タバコを除いて全面高となり、特に半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器の上昇が目立った。

自動車部品メーカーのデルファイ・テクノロジーズ(DLPH)は、同業ボルグワーナーへの15億ドルでの身売りに合意し急騰。オフィス機器などのゼロックス(XRX)は、決算内容が予想を上振れ上昇。複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は、決算内容が好感され買われた。一方で、化学製品メーカーのスリーエム(MMM)及び、製薬のファイザー(PFE)は、決算内容が予想に届かず下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)は、マーケット終了後に10-12月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウ187ドル高、主要企業決算への期待強まる