週明け27日の米国市場ではNYダウが453.93ドル安の28535.80、ナスダック総合指数が175.60pt安の9139.31と急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比280円安の23030円と売られた。28日早朝の為替は1ドル=108円80-90銭(昨日大引け時点は109.04円付近)。
本日の東京市場では、新型肺炎拡大への懸念で売られた昨日の地合いを引き継ぎ、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>など日経平均の高構成比銘柄や資生堂<4911>、OLC<4661>、JAL<9201>といったインバウンド関連株の軟調が予想される。一方、東証1部銘柄の大型株が敬遠される傍らで、昨日のジャスダック市場で売買代金首位だったイマジニア<4644>のほか、リプロセル<4978>、免疫生物研究所<4570>などのバイオ株、重松製作所<7980>を中心とする肺炎関連株には引き続き物色が向かいそうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたSMC<6273>、日精工<6471>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、太陽誘電<6976>、村田製<6981>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:SMCやキーエンスに注目