25日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。日本株や中国株の軟調地合いでやや円買いに振れやすいものの、押し目買い観測で底堅さが目立った。

日経平均株価や上海総合指数はマイナス圏で推移したが、米中貿易協議の進展期待を背景に円売りに振れやすい地合いが続く。ドル・円は109円20銭付近の押し目買いが意識され、底堅い値動きとなった。

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移し、日本株安継続を見込んだ円買いに振れやすい地合い。ただ、クリスマス休暇入りに伴う休場で取引は薄く、引き続きドルは下げづらい展開が見込まれる。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円37銭から109円42銭、ユーロ・円は121円16銭から121円37銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1090ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみ合い、109円40銭付近でこう着