27日の米国市場ではNYダウが42.32ドル高の28164.00、ナスダック総合指数が57.24pt高の8705.18と昨日に付けた史上最高値を更新し、シカゴ日経225先物も大阪日中比110円高の23590円と堅調だった。28日早朝の為替は1ドル=109円50-60銭(27日大引け時点は109.15円付近)。本日の東京市場は円安進行を強材料に任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ<7203>などの値上がりが予想される。輸出セクターの中でも自動車株は電子部品株に比べて出遅れ感が強く、トヨタに加えホンダ<7267>、SUBARU<7270>、マツダ<7261>なども騰勢を強めそうだ。また、日経平均が23500円処を明確に抜いてくるようだと、次の節目として24000円が視野に入り、日経平均の構成比が大きいファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>などにも買いが入ろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたゼオン<4205>、ケネディクス<4321>、Sansan<4443>、花王<4452>、テルモ<4543>、JXTG<5020>、ガイシ<5333>、ニチアス<5393>、日立建機<
6305>、クボタ<6326>、TDK<6762>、IHI<7013>、学研HD<9470>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:JXTGやIHIに注目