欧州市場でドル・円は一時107円41銭まで強含んだが、足元は107円30銭付近で上げ渋る展開。米10年債利回りは持ち直しつつあり、金利にらみのドル買いが入りやすい。また、欧州株は全面高に振れリスク選好的な円売りが観測される。一方、ドル・円はクロス円に連動するものの、全般的にドル売り基調が続き一段の上昇は抑えられている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円20銭から107円41銭、ユーロ・円は117円70銭から118円03銭、ユーロ・ドルは1.0976ドルから1.0990ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は上げ渋り、ドル売りの流れは継続