欧州市場でドル・円は108円付近と、節目を挟んで売り買いが交錯。米10年債利回りが1.80%付近で上げ渋り、ドル買いは仕掛けづらい。ただ、欧州株は上昇、米株式先物はプラス圏で推移しドル買い・円売りの流れは続く。米中貿易戦争への懸念後退で、全般的に円売り方向へ振れやすい地合いに変わりはない。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円95銭から108円08銭、ユーロ・円は119円63銭から119円97銭、ユーロ・ドルは1.1077ドルから1.1106ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は変わらず、米長期金利は底堅い