18日の日経平均は大幅に3日続落した。ローソク足は長い陰線を引き、ザラ場で6月18日以来1カ月ぶりに21000万円を割り込む場面があった。終値は75日線やその下を走る25日線を下回ったほか、25日線が下向きに転じ、下降局面入りを示唆した。一目均衡表では、株価が雲下限近くまで下落。転換線が急角度で下降したほか、遅行線は株価を下回って弱気シグナル発生を開始した。ボリンジャーバンドでは、-2σに接近して終了し、レンジの下降拡張リスクが強く意識される。RSI(14日ベース)が48.27%(昨日57.62%)と節目の50%を割っており、中立圏下限の30%付近までのRSI低下と、それに伴う売り圧力継続が警戒される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅に3日続落、25日線が下向き転換