本日のマザーズ先物は、米株安などを背景に買い手控えムードが広がりそうだ。前日の米国市場では、一部企業の低調な4-6月期決算を受けて利益確定売りが先行し、NYダウなどの主要株価指数は反落した。日本株も続落スタートとなり、マザーズ先物に中小型株の値下がりを見越した売りが波及することが見込まれる。国内企業の4-6月期決算発表が来週から本格化するだけに、業績内容を確認したいとの思惑も模様眺めムードにつながりそうだ。ただ、前日は取引時間中にリリースを出したSOSEI<4565>が一時ストップ高まで買い進まれ、マザーズ指数は逆行高となった。個別に好材料の出た銘柄では個人投資家の値幅取りの動きが活発化しており、物色意欲は旺盛だ。本日も好決算銘柄や個別材料株を中心とした物色が続くとみられ、マザーズ先物にとっては売り一巡後に押し目買いを誘うきっかけともなりそうだ。上値メドは885.0pt、下値のメドは870.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:買い手控えムードが強まるか