12日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円22銭から108円40銭で推移している。米中通商摩擦の激化懸念再燃で、欧州株が全面安、米株先物も下落、米10年債利回りは2.11%台まで低下し、ドル売り、円買いが先行した。

 ユーロ・ドルは1.1343ドルから1.1312ドルまで下落。対ポンドでのユーロ売りが波及しているとみられる。ユーロ・円は122円87銭から122円60銭まで下落している。

 ポンド・ドルは1.2729ドルから1.2758ドルで推移。ハードブレグジットへの懸念がやや後退し、一時ポンド買いになった。ドル・スイスフランは0.9909フランから0.9942フランまで上昇している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は108円22銭から108円40銭で推移