10日午後の東京市場でドル・円は108円60銭台と、上昇基調を維持。米10年債利回りが前週末の米雇用統計発表前の水準に持ち直しており、ややドル買い方向に振れている。米トランプ政権によるメキシコへの制裁関税見送りを欧州勢が消化する動きとなれば、ドルは109円を目指す展開となりそうだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円37銭から108円67銭、ユーロ・円は122円68銭から122円92銭、ユーロ・ドルは1.1303ドルから1.1331ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上昇基調を維持、米長期金利の持ち直しで