本日10日の日経平均は5日続落となった。日足の一目均衡表では、転換線の下降が続いており、下落基調の継続を示唆している。日々線は雲下限を下回り、短期反騰の可能性の後退が窺える。日足のローソク足では、急角度で下降を続ける5日移動平均線が25日線を下回って短期デッドクロスを示現した。これに加えて、終値ベースでは、昨日に下降に転じた75日線を3月25日以来およそ1カ月半ぶりに下回った。これにより、下落基調が一段と強まった格好に。ボリンジャーバンド(25日ベース)では、日々線は一時-2σを下回り、調整の長期化リスクを示唆した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日続落、短期デッドクロス示現