18日の日経平均は6営業日ぶりに反落となった。ローソク足は陰線を引き、5日ぶりに5日移動平均線を下回った。ただ、5、25、75日の各移動平均線は上向きをキープしており、上昇トレンド中のスピード調整と捉えられるだろう。日足の一目均衡表でも、基準線と転換線が上昇から横ばいに変化し、買い手優位の局面を保ったままでの上げ一服の形状。ボリンジャーバンド(25日ベース)では、終値ベースが4日ぶりに+2σを下回ったものの、+1σを割り込む場面はなく、こちらも強気相場中のスピード調整を示唆する形状となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:6日ぶり反落、5日線割れでスピード調整