22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円33銭から109円74銭まで下落し、110円00銭で引けた。3カ月物と10年物の米国債券利回り格差が逆転したため12カ月内に米国経済が景気後退に陥るとの警戒感が広がり米債利回り低下に伴うドル売り、株安に連れたリスク回避の円買いに拍車がかかった。その後、1月卸売在庫速報値や2月中古住宅販売件数が予想を上回ったため、下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.1315ドルから1.1273ドルまで下落して1.1300ドルで引けた。ドイツやユーロ圏3月製造業PMIが予想以上に落ち起こんだため域内経済の悪化深刻化懸念が広がりユーロ売りが加速した。

ユーロ・円は、124円74銭から123円82銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3143ドルから1.3224ドルまで上昇した。速やかで無秩序な英国の欧州連合(EU)離脱懸念が後退。EUが英国に離脱の方針を決める2週間の猶予を与えた。

ドル・スイスは、0.9931フランから0.9956フランのレンジで上下に振れた。

[経済指標]・米・1月卸売在庫速報値:前月比+1.2%(予想:+0.1%、12月:+1.1%)・米・2月中古住宅販売件数:551万戸(予想:510万戸、1月:493万戸←494万戸)・米・3月製造業PMI速報値:52.5(予想:53.5、2月:53.0)・米・3月サービス業PMI速報値:54.8(予想:55.5、2月:56.0)・米・3月総合PMI速報値:54.3(2月:55.5)・米・2月財政収支:-2340億ドル(予想:-2270億ドル、18年2月:-2152.39億ドル)



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 3月22日のNY為替概況