12日の日経平均は3日ぶりに急反発した。ローソク足は長い陽線を引いており、終値は上向きの25日線上に再浮上したことから、短期的な調整局面の終了が示唆された。一目均衡表では、日々線は雲下から雲中に復帰するとともに、遅行線は株価との上方乖離幅を拡大し、強気シグナルが鮮明に。ただ、基準線と転換線がともに横ばいで推移して売り買い均衡が示唆されるため、一直線の上値追いの展開は期待しにくく、21000円付近でのもみ合いが長期化する可能性が意識される。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり急反発、再び25日線に浮上