9日の米国市場では、NYダウが91.67ドル高の23879.12、ナスダック総合指数が60.08pt高の
6957.08、シカゴ日経225先物が大阪比170円安の20250円。10日早朝の為替は1ドル=108円付近で、昨日午後3時時点に比べ80銭超の大幅円高。本日は自動車など輸出関連株を中心に利益確定売りが先行しよう。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容が利上げを急がないハト派的な内容だったため、金利先高期待が一段と後退し、メガバンクなど金融関連株もさえない動きを強いられそうだ。ただ、米原油先物が節目の50ドルを回復したため、国際帝石<1605>や三井物<8031>などの石油関連株の上昇が予想され、住友鉱<5713>など他の資源株にも買いが波及する可能性もありそうだ。一方、強気の投資判断が観測されたサントリーBF<2587>、日産化<4021>、日油<4403>、朝日インテック<7747>、任天堂<7974>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:サントリーBFや任天堂に注目