4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円02銭まで上昇後、112円58銭まで下落し、112円65銭で引けた。米中首脳会談の合意内容に不透明感や懐疑的見方が浮上しリスク回避の円買いに拍車がかかった。また、米国や世界経済の成長減速懸念を受けた10年債利回り低下に伴うドル売りも加速した。

ユーロ・ドルは、1.1409ドルから1.1319ドルまで下落し、1.1340ドルで引けた。

ユーロ・円は、128円68銭から127円62銭まで下落した。リスク買いの円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.2816ドルから1.2659ドルまで下落した。英国の欧州連合(EU)離脱協定を巡りメイ政権の政局不安が強まり、ポンド売りに拍車がかかった。

ドル・スイスは、0.9946フランから0.9991フランまで上昇した。

【経済指標】・特になし

    

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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月4日のNY為替概況