24日の日経平均は反発。ローソク足は下ひげを出し、下値での買い需要を確認した。
ただ、ザラ場高値の上げ幅は下落幅604.04円の3分の1戻しには届かず、上値の重さも印象付けられた。日々線は200日線やその下で下降中の5日線を上回ることなく推移。
一目均衡表では、日々線が雲下限を下回って推移したほか、転換線と基準線は下降を続けて下落トレンドを確認。遅行線は株価の下方に位置して弱気シグナル発生を続けている点も気がかりだ。25日線も下降を続けており、日経平均は短中期的な下落トレンドを脱していないもようだ。ただ、25日線との下方乖離率は5.2%と、節目の5%を超えており、翌日以降の買い戻しに期待をつないだ格好となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反発、25日線とマイナス乖離5%超えで買い戻し期待