23日の日経平均は急反落。ローソク足は上下ともにヒゲが極端に短く、「陰の丸坊主」に似た弱気形状となった。9月7日ザラ場に付けた直近安値22172.90円を下回ると下げが加速。日足のボリンジャーバンドでは、-2σを割り込む場面もみられた。終値はこれまで下値支持線だった200日線を下放れたほか、5日、25日、200日の各線が下降し、下落トレンドが鮮明になった。一目均衡表では、日々線が雲下限を踏み抜いた。
転換線と基準線がそろって下降したほか、遅行線は株価の下方に移動して弱気シグナルを発生。これで三役逆転が完成し、強力な下落トレンド入りを示した。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:急反落。200日線を下放れ、一目均衡表は三役逆転