本日のマザーズ先物は、米中、米加の通商問題の行方が気掛かりとあって、個人投資家による買い手控えムードは強まりそうだ。前日のマザーズ市場は、先週末の米国株安を受けて東京市場全般が軟調展開となるなか、新興市場でも投資マインドが悪化した。個別では、メルカリ<4385>やMTG<7806>、ミクシイ<2121>など時価総額上位銘柄も軟調に推移したことも響いた。本日も手掛かり材料に欠けるなか、前日同様にこれら銘柄に推移する場合は、マザーズ先物にもネガティブに作用するだろう。一方、海外勢のフローが限られるなかで、値動きの軽い中小型株での値幅取り狙いの売買へと短期資金が向けられる可能性はありそうだ。上値のメドは1030.0pt、下値のメドは1000.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:個人投資家による買い手控えムードは強まろう